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DMC-GM5,TG-860,GR1s,NewFM2とCB250Fでぶらぶら

e-IPSで

調べて飛んでこられる方が非常に多いです。
ということで、コメントでtosixさんに解説頂いたので、転載しておきます。

2209WのパネルだけIPSにしたもんでしょう。
e-IPSはLGの新工場で小型TVとラインを共用してコストダウンを図ったもので
コントローラボードとのインタフェースは標準ピン互換LVDSということですから
パネルの地の性能は今までのH-IPS(NTSC比72%モデル)と同じと見ていいでしょう。
ただ、コントローラが恐らくRealtekとかSTの8bitシステムチップで、DELLだと
10-12bitDeepcolorなら10億色とか32億色と書くはずですから
キャリブレータでガンマ値や色味の調整をするとトーンジャンプが起きるので
リエーター向けの製品ではないですね。
ただ、過去の製品から見てEDIDでsRGBの数字を吐いてるのは間違いないですから
DELLのデフォルトパラメータの追い込み具合によりますが、IPSのフラットな
反応特性(GtoG WtoB BtoWがほぼ同じ)を考慮するとTNやVAが苦手なウインドウで
動画を見るとか、ビジネスディスカッションで斜め上から覗き込むような
ケースでは明らかに体感できるメリットがあると思います。
TN+光学補償フィルムでカタログスペックでは170度でも、実際は80-120度あたりで
色変化が出てきて、PCだとこれでも視差で目を傷めますから長時間使うなら+1万円出しても買い、ですね。
三菱の超解像とこれと選べと言われれば私ならこちらを選びます。
発表時LGがTN並みのコストと言っていたのを眉唾で見てましたけど、意外に現実的な値段で
TN汚染に歯止めがかかりそうです。やっとまともな時代になりました。

コストパフォーマンスは良いディスプレイと言えそうです。